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虫歯治療で歯科医院を訪れる子どもを増やさないために
八田美香子先生からメッセージ
「虫歯を治療しなきゃならなくなって来院する子どもたちを増やしたくない」
私は、歯科医院をやりながらも、そんな風に考えるようになりました。虫歯になってしまったら、もちろん治療が必要なのですが、どんなに丁寧に治療しても、歯を削り、歯を傷めてしまうことには変わりないからです。
「歯を傷めることなく大人になり、大人になってからも健康を保ってもらうには?」
そう考えると、子どものうちから虫歯にならないように予防することが、一番大切なのです。そのためには、お子さん自身とお母さま、そして歯科医師が「協力のトライアングル」を作り、見守っていくことが必要だと思っています。
そのトライアングルの中でも、お子さんの歯を守るための最重要ポイントは、「お母さまの心がけ」だと考えます。虫歯は感染症なので、実は、お子さんが生まれる前の妊婦検診で歯科医院を訪れたときから、お子さんの歯の予防が始まっていたのです。そういう意識を高めていただけるよう、必要なアドバイスもさせていただきます。
また、私自身も子どもを持つ「ひとりの母親」ですので、「お母さまの気持ち」もわかると自負しています。お子さんの治療に当たっては、自分の子どもにされたら嫌なことは、患者さまのお子さんに対してもいたしません。出来るだけ丁寧に説明をして、自分の子どもに接するのと同じように...と思っています。
お子さんの歯を守ることは、お母さまがお子さんにしてあげられる「贈り物」ではないかと思いますので、私も、歯科医として、そして同じ母親として、お母さま方がお子さんの歯を守れるよう、お手伝いをさせていただきたいと思います。